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フィギュアスケート

【フィギュア:GP】2009グランプリシリーズ:第1戦フランス女子FS

まもなく来る、バンクーバーの熱い冬。その頂点へ向けて動き出したウィンタースポーツ、フィギュアスケート女子はグランプリシリーズ第1戦がフランスにて開催されました。
順位こそ悪くない3位、しかしトップとの差は果てしなく広い浅田真央、とてつもない演技を見せて遥か先を歩くキム・ヨナ…さて、この両者の戦い、結末は。

【注目】 可能性は限りなく低い…浅田真央の逆転なるか?

SPでの出遅れが響いて、トップと20ポイント近い差をつけられ、3位となった浅田真央。毎年スロースターターではあるものの、今大会は初戦から『女王対決』と囃され、失敗が許されない状態であった事は想像できました。
自身の最高演技に加えて上位2名総崩れを期待しなければいけない優勝ですが、可能性がない訳ではないので…。

また、浅田真央と僅差ではあるが2位と上回った中野友加里。新プログラムでどこまでキム・ヨナに追いすがる事ができるでしょうか?若干体にダメージを負っているので、心配ではありますが…。

そして76点台とSPでいきなりその実力差を見せつけたキム・ヨナ。今年のFSはどんな演技を見せてもらえるのか、そしていったい何点までポイントをのばすのか…。

【試合観戦評】歴代最高得点のキム・ヨナ、敵は自分のみ

浅田真央は新プログラム、ラフマニノフの前奏曲『鐘』を披露。重厚感のある黒×赤のコスチュームから、浅田真央の『力』を感じさせられました。
しかし、一番押さえなくてはならない2回の3アクセルジャンプ、その2度目を着氷ミス。正直この時点で、もう優勝は完全になくなったな、と思ってしまいました。やはりスロースターターという印象は拭えず…。
しかしその後は2アクセルでミスしてしまったものの、その他のジャンプやスパイラルは完璧。そして何よりもステップがまたさらに進化していたように思いました。
上下/大小の躍動感、ホントに男子並みのステップ。やはり浅田真央は『新しい大技で、得点を重ねる』タイプなんだなぁと実感です。

続く中野友加里、ストラビンスキーの『火の鳥』でのFSなのですが、その衣装もまさに『火の鳥』でした。ウエストより上、上半身は本当に派手。袖の下にもヒラヒラしたものがたくさん…。確かこの曲はトリノ五輪より前、安藤美姫がFS時に使用して、4回転サルコーを成功させた曲だったんじゃなかったっけ?その時の衣装も赤というか紅というか。
彼女の持ち味といえばやはりスピン。SPでも魅せてくれたドーナツスピン、FSでも完璧に滑っていました。キャロライン・ジャンのパールスピンよりも、個人的にはこのドーナツスピンの方が美しいと感じてます(o^-^o)
ステップは浅田真央ほどの難易度(激しさ?)は感じなかったものの、完璧で美しかったです。しかし思ったほど得点は伸びず、浅田真央に逆転されてしまう事に。
原因はいくつかのジャンプミスにもあるのですが、故障中の肩をかばうために『トリプルアクセルを封印』したFSだったこともあったのかもしれません。やはり大技系を入れておかないと、勝つ事は…。

そしてキム・ヨナ。昨夜の妖艶なコスチュームから一転、真青の清楚系な衣装へ。『ピアノ協奏曲 ヘ長調』で滑る姿の美しさは半端なく美しかったです。
大技よりも、確実なジャンプ(コンビネーションでも含め)を重ね、そしてその表情にも現れた表現力。SPでも思い切り魅せられましたが、FSでもしっかりと『演技』が評価されていたように感じます。
しかし、一カ所だけミスがありました。予定されていたジャンプを飛ばなかったのです。
見るからにタイミングが取れなかった為と思いましたが、それでもあれだけの得点を取れてしまう彼女って…。

【最終結果、その他】世代交代進むアメリカ、そして織田復活優勝おめでとう!

浅田真央は173.99をマークして2位。中野友加里は165.70と伸びず、前述の通り浅田に逆転を許して3位。そしてキム・ヨナは…210.03というずば抜けた得点をたたき出し、ぶっちぎりの優勝。最終的に2位の浅田真央とは40点以上の差をつけられてしまう事になりました。
浅田真央にSP・FSともミスが目立ったというのもありますが、それでも40ポイント差というのは離され過ぎでしょう。自戦・ロシアでは、SP・FSともに精度アップを目指してがんばってもらいたいものです。

ちょっとした注目はアメリカ。古くはミシェル・クワン、サラ・ヒューズ、サーシャ・コーエンと続くスケート大国でしたが、最近ではキミー・マイズナーだけが目立っていたけれど、今大会ではキャロライン・ジャンに加え、GP初出場の17歳:アレクシ・ギルズがカロリーナ・コストナーを越える順位を確保。他にはアリッサ・シズニーや長洲未来も控えており、バンクーバーでスケート大国の復活もあるか?と睨んでますが、どうでしょう。

そういう意味では、男子フィギュアも世代交代が進んできた印象でした。
織田信成の優勝、見事な逆転劇ですばらしかった!チャップリンの曲を使ったコミカルな演技も、織田は(慣れたものか)完璧に滑りこなしていたように感じます。
2位と3位には、トマシュ・ベルネル(チェコ)とアダム・リッポン(アメリカ)…あぁ、ここにもアメリカの若手が…。

【次戦に向けて】浅田真央はGPファイナル出場への正念場

次戦:ロシア大会は早くも次の週末。この短いスパンの間で、浅田真央はどこまで自分を立て直す事ができるか…それがまず一つ目の注目。
同じくロシア大会には安藤美姫も出場します。精神面から強くなり、気持ちを入れ替えたと語ったミキティ…前回トリノの雪辱を晴らす為にも、今シーズンにかける気合いは過去最高のものとなるはず。その初戦に注目です。

男子ではフィギュアサラブレッドの小塚崇彦が出場。昨年の好成績がフェイクでない事を証明する為に、今シーズンも一気に優勝、そしてバンクーバー出場も手中に収めてもらわないと。

余談ですが…。
今年は松岡修造が、まだまだそれほど熱くないですね。
荒川静香の冷静な解説に冷やされてしまってるんでしょか?

もっとも、熱くなりすぎると今度はうっとおしくて迷惑なんですけど…ね。

コメント

2件のコメント...

  1. フィギュアGP・・・・・。
    その言葉だけを見た瞬間
    別のフィギアを想像したっす。

    えっ!?

    なんか意外な趣味だなって!!

    思いっきり違ってました。

    荒川静香が長野の時から好きです。
    クールビューティがなんとも・・・。
    最近は、クールが少し溶けちゃっている気もしなくもないですけど。

    Posted by ゼファ | 10月 19, 2009, 21:34
  2. >ゼファさん
    さすがに等身大のなんたらとかは持ってません〜(^^;)
    完全に嫌いか、と言われるとそうでもないんですけどね。

    いや、ロボットアニメ系ですよ、好きなのは。

    長野五輪、懐かしいなぁ。
    俺はVictoriaでバイトしつつ、店内のテレビでずっと見てました。モーグル始めたのもあの頃からなんです、俺。

    荒川静香、プロになってエンターテイメント色が濃くなりましたからね。

    Posted by JT | 10月 20, 2009, 16:06

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