市民の安心と安全を守るために


防犯条例制定への働きかけ

新聞やテレビでは、毎日のように犯罪のニュースが流れています。その出来事に心痛めながらも、紙面や画面を通した出来事にはどこか現実感を失いがちになります。しかし、そうした事件がいつ自分を襲うかもしれないという不安は消せません。かつて浦安市は、凶悪犯罪こそ滅多に起こらないものの、空き巣や自転車盗などの窃盗犯罪件数が非常に多く、市民1人当たりの犯罪件数で全国有数と報じられた汚名があります。皆さんの中にも、こうした窃盗に会われた方が数多くいらっしゃると思います。

このような現状に対して、身近なところでの犯罪抑止をいかに推進するかの立場から、数々の施策を実施してまいりました。平成13年に起きた痛ましい大阪池田小学校事件を機に、いち早く子供たちの安全を確保するための方策について訴え続けて、さらに市民の皆さんの安全を確保するためにも、身近ですぐに対応可能な対策から実現してまいりました。

・空き交番解消についての署名運動

・防犯パトカーの自治会貸与

・賃貸住宅の監視カメラ設置を公団に要請

・民間警備会社による市内パトロールサービ

・犬散歩者等への防犯腕章着用推進

これらは、市民の皆様方のご協力も頂きながら、犯罪の抑止効果を上げるための取り組みでした。そして、こうした防犯の基礎を成し、さまざまな対策の礎となるべき防犯条例の施行も緊急の課題として、いち早く提案するとともに、行政に働きかけ成立に向けての推進を行いました。その結果、2005年3月に浦安市における防犯条例が公布され、10月から施行されるにいたっております。そのひとつの成果として、警察が把握した犯罪発生状況の現在を絶えず市民が見ることが出来るシステムを構築し、浦安駅に設置した50インチテレビで見られる状況を作り上げています。こうした事例をはじめとして、今後、この条例に基づいた各種防犯対策の実施に、さらなる力を注いでまいりたいと思っております。

防犯パトカー

自治会などがより有効に活動を進めるための防犯パトカー

スーパー防犯灯、初の設置

浦安市は、昨年末12月13日、市が単独で設置するものとしては初めてとなる「スーパー防犯灯」の開通式を行いました。スーパー防犯灯とは、危険を感じたとき、防犯灯のボタンを押すことで、警察との連絡が即時に可能となり、また設置のテレビカメラで警察が現状を視認することが出来るシステム。ボタンを押すと同時にサイレンで不審者を威嚇する効果もあります。

現在、全国でこの設置が進められていますが、国の予算補助を受けて県が主導して設置されるケースがほとんど。浦安市でも県に申請していましたが、千葉市などの繁華街への設置が急がれる中、当市への設置が遅れた状況にありました。防犯政策を強く推し進める立場から、平成16年3月に13880名の署名を集めて、設置要望を行政に求めました。市も、これを受けて予算化を行い、今回設置の運びとなったものです。

今回の設置は、湾岸道路沿いの陸橋近くで、逃げ場がなく、高速道路の音で叫び声もかき消されがちな4箇所を選んで、まず設置されました。この設置に当たっては、テレビカメラの存在が、近年ことに問題になっている個人情報を犯すものになりかねないとの意見もありました。この課題については、市民団体協議会を設置し、その声を骨子に、安全と安心のために保存される画像は、公文書扱いとすることで、情報拡散を防ぐ措置を提案し、予算案に盛り込むことが出来ました。さまざまな問題をクリアして設置されたスーパー防犯灯は、今回の4基をスタートとして、今後2年間に渡って12基の設置を予定しています。

スーパー防犯灯設置

スーパー防犯灯、NHK取材

開通式には市独自の取り組みとしてNHKテレビが取材